「わぁー。信じらんなぁい…」

おおげさに、驚いた。

「あたし、のり子。あんたは?」

「まい」

「いくつぅ?」

「じゅーよん」

「えー? 中2? 中3?」

「中3」

「ひぇー。タメだぁっ」

のり子って、くるくる表情が変わって、よく喋る。

あたしが、今日、行くトコないってゆったら、ウチへ来いって、軽くゆった。

その日は、真紀ちゃんも来なかったから、てきとー、遊んで、のり子んちに行った。