みんなが、朽木サンを、妙な目で見てる。
いいきみ、って顔をしてる人もいる。
みせもんじゃないんだよっ!
そう、叫びたくなった。
「ぐすんっ!」
泣いてる場合じゃない。
あたしって、なんて情けない…。
涙をぬぐって、立ち上がった。
朽木サンの後を追う。
皆の視線が、あたしにも絡みつく。
視線が、不良、暴走族、って言ってる。
「化膿止めです。ここに書いてあるとおりに、1日3回、服用して下さい」
「どーも」
病院を出た。
外に出て、タクシーをつかまえようとした。
でも、なかなか特攻服姿の傷だらけの少年の前には、止まってくれない。
朽木サンが、バス停まで歩くって言ったから、従った。
「なぁんで、おまえ、あんなトコ散歩してたのぉ?」
歩きながら、不意に、朽木サンが、訊いた。
「え? 昨日、真紀ちゃんたちと集会に出て、帰ってきたら、パパに殴られたから…」
いいきみ、って顔をしてる人もいる。
みせもんじゃないんだよっ!
そう、叫びたくなった。
「ぐすんっ!」
泣いてる場合じゃない。
あたしって、なんて情けない…。
涙をぬぐって、立ち上がった。
朽木サンの後を追う。
皆の視線が、あたしにも絡みつく。
視線が、不良、暴走族、って言ってる。
「化膿止めです。ここに書いてあるとおりに、1日3回、服用して下さい」
「どーも」
病院を出た。
外に出て、タクシーをつかまえようとした。
でも、なかなか特攻服姿の傷だらけの少年の前には、止まってくれない。
朽木サンが、バス停まで歩くって言ったから、従った。
「なぁんで、おまえ、あんなトコ散歩してたのぉ?」
歩きながら、不意に、朽木サンが、訊いた。
「え? 昨日、真紀ちゃんたちと集会に出て、帰ってきたら、パパに殴られたから…」

