バンソーコを貼った口元を、笑わせたまま、へたりこんだあたしに、手をさしのべてくれる。
う。
べそっ。
ポロポロと、玉のような涙がこぼれた。
「なぁんで、泣くのー? いてーの、俺だぜぇ…」
くりくりっ。
頭を撫でられた。
だって、死んじゃうかもって、思ってたのに、そんなヘーキな顔してるんだもん。
「朽木さーん」
薬局の人が、呼んだ。
「あー。悪ィ」
ポン。
朽木サンは、軽くあたしの頭を叩いて、窓口へ向かう。
ちょっと左の足をひきずった後ろ姿。
漆黒の特攻服。
金紗の刺繍。
湘南狂走連合・紫天使 七代目総長。
すごく、目だつ。
う。
べそっ。
ポロポロと、玉のような涙がこぼれた。
「なぁんで、泣くのー? いてーの、俺だぜぇ…」
くりくりっ。
頭を撫でられた。
だって、死んじゃうかもって、思ってたのに、そんなヘーキな顔してるんだもん。
「朽木さーん」
薬局の人が、呼んだ。
「あー。悪ィ」
ポン。
朽木サンは、軽くあたしの頭を叩いて、窓口へ向かう。
ちょっと左の足をひきずった後ろ姿。
漆黒の特攻服。
金紗の刺繍。
湘南狂走連合・紫天使 七代目総長。
すごく、目だつ。

