こーゆーのが、えーこの怖がってるボーソーゾクなの?
ぜんぜん、フツーの人じゃない。
フツーに喋って、フツーに笑って、なんか、かえってリラックスできるみたい。
もしかしたら、あたしも、本音で喋れるかもしれないって、そう、思うもの。
わくわくしちゃう。
だって、海と、街灯と、赤いテイル・ランプが、すいこまれそうに、キレイなんだもん。
「真紀さぁん!」
隣に、単車が並んだ。
「こんばんはぁっ!」
追い越して、走っていく。
うわぁ。真紀ちゃんにアイサツしてったんだぁ。
「真紀ちゃんて、すごぉい」
あたしは、めちゃくちゃカンドーした。
真紀ちゃんて、こんなにすごい人だったんだ…。
なんか、いっしょにいると、あたしまで偉くなったみたい。
「ばーか。あたしがすごいんじゃねーんだよ」
ちょっとテレくさそうに、真紀ちゃんは言う。
「あたしにアイサツしとかないとぉ、あいつら、朽木にシメられると思ってんの」
「へぇー。朽木サンて、そんな怖いの?」
「ひゃひゃひゃ」
いきなり、弥勒寺くんが笑った。
ぜんぜん、フツーの人じゃない。
フツーに喋って、フツーに笑って、なんか、かえってリラックスできるみたい。
もしかしたら、あたしも、本音で喋れるかもしれないって、そう、思うもの。
わくわくしちゃう。
だって、海と、街灯と、赤いテイル・ランプが、すいこまれそうに、キレイなんだもん。
「真紀さぁん!」
隣に、単車が並んだ。
「こんばんはぁっ!」
追い越して、走っていく。
うわぁ。真紀ちゃんにアイサツしてったんだぁ。
「真紀ちゃんて、すごぉい」
あたしは、めちゃくちゃカンドーした。
真紀ちゃんて、こんなにすごい人だったんだ…。
なんか、いっしょにいると、あたしまで偉くなったみたい。
「ばーか。あたしがすごいんじゃねーんだよ」
ちょっとテレくさそうに、真紀ちゃんは言う。
「あたしにアイサツしとかないとぉ、あいつら、朽木にシメられると思ってんの」
「へぇー。朽木サンて、そんな怖いの?」
「ひゃひゃひゃ」
いきなり、弥勒寺くんが笑った。

