10時。
鎌倉駅の鉄道高架下。
真紀が待ってた。
立合人は、香琳と佐波。弥勒寺もいる。
弥勒寺のセリカに向かって、佐波が単車で突っ込んで、アクセルターンして遊んでる。
真紀は、あたしを見ると、ふふん、って鼻で笑った。
「来ると思ってた」
あたしも、ちょっとだけ、笑った。
「あんまり気は進まないけどね」
そう。なんで、あたしたちが、命賭けでこんなレースしなきゃなんないの、って思うよ。
「でも、けじめは取らせてもらうさ」
けじめ、かぁ。
確かに、真紀の場合、気持ちの区切り、つかねーよなぁ。
じゃあ、ここでオシャベリしてたって、らちはあかない。
「コースは?」
真紀も、能書きをたれるつもりはないらしい。
浅くうなずくと、すぐに説明を始めた。
「このまま東へ走って、逗子から桜山に抜ける。下山口で134に合流」
「じゃ、ゴールは、城ヶ島だ」
「たどり着ければね」
鎌倉駅の鉄道高架下。
真紀が待ってた。
立合人は、香琳と佐波。弥勒寺もいる。
弥勒寺のセリカに向かって、佐波が単車で突っ込んで、アクセルターンして遊んでる。
真紀は、あたしを見ると、ふふん、って鼻で笑った。
「来ると思ってた」
あたしも、ちょっとだけ、笑った。
「あんまり気は進まないけどね」
そう。なんで、あたしたちが、命賭けでこんなレースしなきゃなんないの、って思うよ。
「でも、けじめは取らせてもらうさ」
けじめ、かぁ。
確かに、真紀の場合、気持ちの区切り、つかねーよなぁ。
じゃあ、ここでオシャベリしてたって、らちはあかない。
「コースは?」
真紀も、能書きをたれるつもりはないらしい。
浅くうなずくと、すぐに説明を始めた。
「このまま東へ走って、逗子から桜山に抜ける。下山口で134に合流」
「じゃ、ゴールは、城ヶ島だ」
「たどり着ければね」

