14才の地図

真紀、あんたは、ほんとに、いーヤツだよ。

かっこいーし、かわいーよ。

判ってくれる人間が少なくても、あたしは、真紀を支持するよ。

「行くぜっ」

朽木が、立ち上がった。

いつのまにか、花火大会が、終わってる。

「おぉ」

ガタも、起きあがる。

のり子が、泣きそーな顔をしてた。

力任と、佐波もあとに続く。

「総長!」

外で、斥候に出ていた羽賀が、呼んだ。

朽木たちは、ロマンの階段を、つるんで降りて行く。

「緒方さぁぁん!」

あたしと真紀の間に割り込んで、のり子が叫んだ。

下で、ガタは、手を振る。

「ひえぇぇん」

のり子が、泣いた。

あたしは、じっと朽木を見つめた。