弥勒寺は、車を発進させる。
相変わらず、マフラーに穴が開いてるみたいなすごい音。
「えーこちゃんて、どんな子?」
弥勒寺が、訊いた。
「ふつーの子だよ。あー。でも、ふりおは嫌いかもね」
朽木サンに初めて会った時のことを思い出した。
えーこ、ビビりまくって、逃げちゃったんだっけ。
「げー。大丈夫かよぉ。俺なんかが一緒でぇ」
弥勒寺って、典型的なボーソーゾクの顔してるからなぁ。
「あははぁ。それ言うなら、あたしなんか、傷だらけぇ…」
ホント、なにやってるのかって、思うくらいの姿だよねぇ。ほっぺとかも、まだ腫れてるし。
「でもさぁ。弥勒寺がパシリやってたの、誰も気づかなかったんだから、不思議よね」
「だって、総長のオンナ、みんな知らねーもんよぉ」
「あー。さつきサン、弥勒寺の先輩なんだって?」
「げげ。あの話、聞いちゃった?」
「なんの話?」
「あー。いやー。聞いてないなら、いーんだ」
あたしは、くすっと笑った。
相変わらず、マフラーに穴が開いてるみたいなすごい音。
「えーこちゃんて、どんな子?」
弥勒寺が、訊いた。
「ふつーの子だよ。あー。でも、ふりおは嫌いかもね」
朽木サンに初めて会った時のことを思い出した。
えーこ、ビビりまくって、逃げちゃったんだっけ。
「げー。大丈夫かよぉ。俺なんかが一緒でぇ」
弥勒寺って、典型的なボーソーゾクの顔してるからなぁ。
「あははぁ。それ言うなら、あたしなんか、傷だらけぇ…」
ホント、なにやってるのかって、思うくらいの姿だよねぇ。ほっぺとかも、まだ腫れてるし。
「でもさぁ。弥勒寺がパシリやってたの、誰も気づかなかったんだから、不思議よね」
「だって、総長のオンナ、みんな知らねーもんよぉ」
「あー。さつきサン、弥勒寺の先輩なんだって?」
「げげ。あの話、聞いちゃった?」
「なんの話?」
「あー。いやー。聞いてないなら、いーんだ」
あたしは、くすっと笑った。

