「真紀。おまえ、こいつのマブなんだろ? だったら、信じてやれねーでどーすんだよ!?」
「そりゃぁ…」
真紀は、くちごもる。
朽木サンは、深くため息をついた。
「俺がむりやり約束させたんだよ。どんなことがあっても、俺のケガのこと、誰にも喋るなってな」
「そんな…」
真紀が、息を呑む。
「まいっ!」
あわてて、あたしのそばにしゃがみ込んだ。
それを、朽木サンが制する。
「さわるな」
「朽木…」
「こいつは、俺が連れて行く。『血狼』の話は、後だ。判ったとは思うが、絶対、先走るんじゃねーぞ」
ふわっ。
体が、宙に浮いた。
朽木サンに、抱き上げられたんだ。
「朽木」
朽木サンの後ろ姿に、緒方くんが声をかける。
朽木サンは、肩越しに、振り返った。
そして、ちょっと声のトーンおとして、言った。
「大丈夫。もう、消えねーよ。松浪にいるから、後で来な」
「そりゃぁ…」
真紀は、くちごもる。
朽木サンは、深くため息をついた。
「俺がむりやり約束させたんだよ。どんなことがあっても、俺のケガのこと、誰にも喋るなってな」
「そんな…」
真紀が、息を呑む。
「まいっ!」
あわてて、あたしのそばにしゃがみ込んだ。
それを、朽木サンが制する。
「さわるな」
「朽木…」
「こいつは、俺が連れて行く。『血狼』の話は、後だ。判ったとは思うが、絶対、先走るんじゃねーぞ」
ふわっ。
体が、宙に浮いた。
朽木サンに、抱き上げられたんだ。
「朽木」
朽木サンの後ろ姿に、緒方くんが声をかける。
朽木サンは、肩越しに、振り返った。
そして、ちょっと声のトーンおとして、言った。
「大丈夫。もう、消えねーよ。松浪にいるから、後で来な」

