「緒方。おまえもヤキがまわったな」
低い声で、朽木サンは言った。
「朽木、おまえのほうこそ、なんで今まで連絡のひとつも…」
「それは謝る。だが、ちょっと動き回れるよーな状態じゃなかったんでな」
「やっぱ、『血狼』のやつらに!?」
「その話はあとだ」
力強い腕が、あたしを抱き起こした。
あぁ。朽木サンの腕だぁ…。
よかった。
朽木サン、元気になったんだ。
おでこに、ばんそーこ、つけてる…。
そのバンソウコウが、赤く歪んだ。
これ、血かなぁ…。
まわりが、ゆらゆら、赤く見える。
「朽木!」
緒方くんが、怒鳴った。
「うるせぇ! てめーら、自分のしたこと、よく考えてみろっ!」
「だって、朽木。まいのやつ、強情はるから…」
真紀が、しどろもどろで弁解する。
低い声で、朽木サンは言った。
「朽木、おまえのほうこそ、なんで今まで連絡のひとつも…」
「それは謝る。だが、ちょっと動き回れるよーな状態じゃなかったんでな」
「やっぱ、『血狼』のやつらに!?」
「その話はあとだ」
力強い腕が、あたしを抱き起こした。
あぁ。朽木サンの腕だぁ…。
よかった。
朽木サン、元気になったんだ。
おでこに、ばんそーこ、つけてる…。
そのバンソウコウが、赤く歪んだ。
これ、血かなぁ…。
まわりが、ゆらゆら、赤く見える。
「朽木!」
緒方くんが、怒鳴った。
「うるせぇ! てめーら、自分のしたこと、よく考えてみろっ!」
「だって、朽木。まいのやつ、強情はるから…」
真紀が、しどろもどろで弁解する。

