「まい?」
緒方くんの声。
少し、厳しくなった。
あたしは、じっと緒方くんの眼を見つめる。
緒方くんは、嘆息して、ちょっとかぶりを振った。
「判った。答えたくないなら、答えられるようにするまでだ」
ドキ。
なにか、されるの?
背筋が、冷たくなった。
「瀬嶋、わざわざご苦労だった。いずれ、改めて、礼をする」
「いえ。こちらこそ。『血狼』をやるときは、声かけて下さい。準備ととのえて、待ってます」
瀬嶋は、礼儀正しく皆に礼をして、VIPルームを出ていった。
あたしは、その後ろ姿を見送りながら、部外者を帰したんだなぁ、なんて、ぼんやり思った。
「まい。どーゆーつもりか知らんが、強情張っても、得にはならんぞ」
そんなこと、あたしだってよく判ってる。
「これは、考えたくねーことだが、おまえが『血狼』のスパイだと言う者もいる」
え?
「ちがうっ!」
緒方くんの声。
少し、厳しくなった。
あたしは、じっと緒方くんの眼を見つめる。
緒方くんは、嘆息して、ちょっとかぶりを振った。
「判った。答えたくないなら、答えられるようにするまでだ」
ドキ。
なにか、されるの?
背筋が、冷たくなった。
「瀬嶋、わざわざご苦労だった。いずれ、改めて、礼をする」
「いえ。こちらこそ。『血狼』をやるときは、声かけて下さい。準備ととのえて、待ってます」
瀬嶋は、礼儀正しく皆に礼をして、VIPルームを出ていった。
あたしは、その後ろ姿を見送りながら、部外者を帰したんだなぁ、なんて、ぼんやり思った。
「まい。どーゆーつもりか知らんが、強情張っても、得にはならんぞ」
そんなこと、あたしだってよく判ってる。
「これは、考えたくねーことだが、おまえが『血狼』のスパイだと言う者もいる」
え?
「ちがうっ!」

