「はい。…朽木サンは、特攻服姿で、頭に包帯を巻いてました。まいサンは、その横で、心配そうにしていました」
「場所は?」
「片瀬山入口です」
「時間は?」
「まだ、10時すぎだったと思います」
あぁ。間違いない。
それは、あたしだ…。
だけど、どーしたらいーの?
みんなだって、朽木サンのコト心配してるのに…。
でも、朽木サンは、誰にも言うなって言った。
特に、ケガの程度とか、言うなって。
でなきゃ、みんなが無鉄砲に飛び出して行くからって。
どっちの気持ちも判る。
お互い、心配してるんだ。
「まい。確かか?」
緒方くんが、また、訊いた。
あたしは、きゅっと口をむすぶ。
駄目だ。
何か喋ったら、全部、嘘になる。
嘘は、もう、つきたくない。
「場所は?」
「片瀬山入口です」
「時間は?」
「まだ、10時すぎだったと思います」
あぁ。間違いない。
それは、あたしだ…。
だけど、どーしたらいーの?
みんなだって、朽木サンのコト心配してるのに…。
でも、朽木サンは、誰にも言うなって言った。
特に、ケガの程度とか、言うなって。
でなきゃ、みんなが無鉄砲に飛び出して行くからって。
どっちの気持ちも判る。
お互い、心配してるんだ。
「まい。確かか?」
緒方くんが、また、訊いた。
あたしは、きゅっと口をむすぶ。
駄目だ。
何か喋ったら、全部、嘘になる。
嘘は、もう、つきたくない。

