展覧会当日、美緒とデパート前で待ち合わせ。
そこには美緒の彼氏の大輔さんの姿もあった。
『沙羅、大輔さんも一緒でいい?今日お休みだったの私すっかり忘れてて……』
『おいおい、忘れるなんて酷いな。
海偉の絵って高校以来見た事なくてさ。
つい付いて来ちゃったんだけど、俺お邪魔かな?』
「全然気にしてませんから!」
ていうか、お邪魔なのは私なんじゃ?
私が謝っておくべき?
こないだ忙しくてデートする暇がないって聞いたばかりなだけに、大輔さんの腕にベッタリ絡み付く美緒を見てそんな気持ちになった。
お邪魔虫気分のまま海偉の絵が飾られてある階までエレベーターで向かった。
そこには美緒の彼氏の大輔さんの姿もあった。
『沙羅、大輔さんも一緒でいい?今日お休みだったの私すっかり忘れてて……』
『おいおい、忘れるなんて酷いな。
海偉の絵って高校以来見た事なくてさ。
つい付いて来ちゃったんだけど、俺お邪魔かな?』
「全然気にしてませんから!」
ていうか、お邪魔なのは私なんじゃ?
私が謝っておくべき?
こないだ忙しくてデートする暇がないって聞いたばかりなだけに、大輔さんの腕にベッタリ絡み付く美緒を見てそんな気持ちになった。
お邪魔虫気分のまま海偉の絵が飾られてある階までエレベーターで向かった。

