恋スル運命

大きすぎるベッドが部屋の中央に存在感たっぷり漂わせて置かれてたからだ。





『僕たちの寝室だよ』





その言葉にまた胸がドクンと音を立てる。





夫婦なんだもの。

一緒に眠るのが当たり前じゃないの。





『サラ…ようやく僕のものになるんだね』




私の頬にジョージさんの手が触れる。




そのまま顔を傾け近づいてきて、唇に柔らかい感触がした。





頬ではなくて、唇にするキスは初めて。





初めてのキスは、




羽が口に軽く触れたのかなと思う位、優しいキスだった。








コンコンとドアをノックする音がして、ジョージさんがドアの方を見る。




『きっとエドガーだ。そろそろ夕食の時間だし呼びに来たんだろう。

続きは後でね』




そう言って私の頬にキスをしてからドアの方へと向かう。




続き……?




それが何を指すのかわかると同時に顔が赤くなる。




夫婦になったんだし、当然の行為なのよ。




必死に自分へ言い聞かせて、私を呼ぶジョージさんの元へと向かった。