「俺…」



たつやが口を開く。振り返った俺にたつやは、ありがとうと呟いた。



「美紀さん信じてみるわ!現場見るまでわ!」



そう言ったたつやだけど、俺に気を使ったような雰囲気に俺は、ああと頷いた。


大丈夫か?たつや…俺の気持ち通じたんかな?



そう思いながら俺は、また銃を構えたのだった。