部活~ウチら、バスケ部~中学編


練習が続く

サイドで、雅美が、
取り巻達と話しながら、笑っている。

練習を見てはいない。

笛を吹く三田。

三田 「集合」

走って集まる部員達。

三田は、大きく息をして

三田 「横で見ているいるヤツ、
    練習に参加しろ。ただ、なんとなく
    見ているだけでは、ダメなんだ。
    一緒に、プレーしろ。

    中のヤツと同じ目線で、
    同じ気持ちで、考えるんだ。
    そうすれば、自分の番が回ってくる
    までに、何回も練習したのと、
    同じ事になるだろう?

    しかも、これが出来るようになると
    ディフェンスの時、
    オフェンス目線で、
    オフェンスの時、
    ディフェンス目線で、
    考えることが出来るようになる。
    そして、今、何をすべきかが、
    わかってくるんだ。

    なんとなく見ている時間は、
    練習時間ではない。
    いいな、考えながら、見るんだぞ」

全員 「はいっ」

三田 「それと、もう一つ。注意は、
    一人にしているんじゃないぞ。
    皆に、言っているんだから、
    自分の事として、聞け。

    けど、一緒にプレーしてなければ、
    何を言っているか
    わからないだろう?

    中のヤツと、同じ気持ちで、
    一緒にプレーするから、解るんだ。

    いいな、5時半になったら、
    必ず終るんだから、練習時間内は、
    集中しろ。わかったな?」

全員 「はいっ」

三田 「時間を消化するだけの練習は、
    やめろ。

    なんとなくするんじゃなくて、
    目的をもって練習するんだ。
    いいな」

全員 「はいっ」

三田 「よし、じゃあ、続けろ」

走ってポジションにつく、部員達。
練習再開