部活~ウチら、バスケ部~中学編


三田が、出て行く。

コーチが去った後

秀雄 「何で、カバーに行かないんだよ。
    俺が、ミスしたみたいじゃないか」

祐二 「抜かれたのは、お前だろ?」

秀雄 「それをカバーするのが、
    お前達だろう?

    それに、俺がフリーなのに、
    パスを出さずに、
    自分で打って、落としやがって」

祐二 「お前にパスすれば、
    もう、戻ってこないじゃないか」

秀雄 「お前が打つより、
    俺の方が、確かなんだよ。
    お前達は、レギュラーのフォローを
    していればいいんだよ」

祐二 「何で俺が、お前のミスの、
    尻拭いをしなきゃならないんだよ」

秀雄 「何だと。
    お前では、試合に勝てないだろう?

    そんなんだからお前は、
    いつまでたっても、補欠なんだよ」

祐二 「何をっ」

秀雄につかみかかる、祐二。

顧問が入ってきて、喧嘩を見つけ、

顧問 「おい、こらっ、何やってるんだ。
    こらっ、やめろ。
    おい、コーチ呼んでこい。コーチ」