10年前、高校男子の試合
スーツ姿の三田が、大声で、指示している
三田 「行けっ!。そこだ。あっ、あー」
頭を抱える、三田
試合終了の長い笛が鳴る
審判 「タイム・アップ」
控室での、ミーティング。
前列にレギュラー。後ろに、控え選手
三田の怒り声が、響く
三田 「シュートを、落とすんじゃない。
気が抜けてるぞ。
お前ら、ボロ勝ちするからといって
手を抜くな。
各自、課題を言ってあるだろう?
それを守って、やれよ。
視野を広く取り、一番確率の高い
プレーを選択しろ。
もっと、考えろ。頭を使えよ。
流れの中で、いろんなプレーが
出てくるんだからな」
怒りを抑えようと、大きく息をして
三田 「それから、ディフェンスが、
バラバラじゃないか。
抜かれたらカバーに行くんだろう?
自分以外の4人の動きを、
ちゃんと、見ておけ。
5人で守らなければ、
上へ行ったら、やられるぞ」
下を向いて、黙ったままの部員達

