部活~ウチら、バスケ部~中学編


コーチの所へ集まる5人。

ていねいに話す、三田
友理に向かって

三田 「ゴール下のシュートを、
    逃げてはダメだ」

梨沙 「逃げてるんじゃなくて、
    避(よ)けてるんじゃん」

三田 「避けるというのは、
    相手の出方を見て、
    それをかわす、ということだ。

    君は、ディフェンスを見ていない。
    ただ、圧力に負けて、
    逃げてるだけだ」

それから、皆に向かって

三田 「皆も、一緒だ。
    逃げたシュートが多い。

    逃げたシュートは、
    ファウルがもらえないし、
    リバウンドが、敵に落ちやすい」

再び、友理に向かって

三田 「いいか、
    ゴール下のシュートは、勝負だ。
    入れるか、ファウルを
    もらえば勝ち
    それ以外は、負けだ。

    どうせ落とすのなら、
    逃げずに、向かって行け」

ゆっくりうなずく友理。

全員に向かって話す三田

三田 「シュートを、入れようとするな。
    体に意識を向けろ。
    正しいフォームで打つんだ。

    あんなシュート、
    練習じゃ、しないだろう?
    練習してないことをしたって 
    上手く行くはずがないじゃないか。
    もし、上手くいったら、
    それはマグレだ。 

    それから、コースを止めろ。
    相手の正面に入るんだ。
    逃げたらダメだぞ。

    なんだ? もうへばったのか?」


ベンチに戻り、座る佐紀達

友理 「ウチら、結構走れてるやん」

梨沙 「そうそう、結構、
    付いて行けてるじゃん」

佐紀 「よーし、
    この調子で後半も頑張るぞ」

全員、元気な声で、ガッツ・ポーズ

   「ヨッシ」