友里の話を聞いている、佐紀達

友理 「今、皆とワイワイ言いながら、
    同じ練習が出来て…

    しんどい練習は好きやないけど、
    楽しいのん。

    私、このチーム好きやの。
    みんな好きやの。

    だから、解散なんて…、
    解散なんて、言わんといて」

下を向いている友理。

しばらくの沈黙

佐紀 「もう、友理も、真面目なんだから。
    解散なんて、冗談、冗談」

梨沙 「そうだよ。みんな、バスケット、
    好きじゃん」

何とか場を和ませようとするが、暗い雰囲気。

佐紀は、友理を慰めようと、

佐紀 「友理は、いいよ。
    身長、あるんだから。私なんか…」

梨沙 「佐紀は、勉強できるから、
    いいじゃん」

佐紀と梨沙、顔を見合わせて、ため息をつく

   「はあーー…」

2人共、落ち込む