体育館から、佐紀達が制服に着替えて、
顧問の後に付いて、出て来た
拍手で迎える港南保護者応援団
佐紀の母は、誇らしそうに、
「佐紀、いい試合だったよ。
お母さん、感動しちゃった」
面々にうなずく応援団。
佐紀は、恥かしそうに下を向く
佐紀の父は、ガッツ・ポーズを見せて
「佐紀ぃ、良かったぞー」
佐紀が顔を上げ、父に微笑み、うなずく
それを見た佐紀の父は、喜び、
母の肩を掴み、揺さぶる
「おいっ、佐紀、佐紀が…・」
びっこをひく雅美の所に行き、
手を貸す、雅美の父と母
母 「大丈夫?」
雅美 「うん」
父 「ほら、掴まれ」
雅美 「うん」
父の肩につかまり、歩いて行く雅美
母 「惜しかったわね」
雅美 「うん……。
このケガさえ、なかったら…」
父 「そりゃ、仕方ないだろう?
でも、お前が出ていたとしても、
もっと点差、
ついてたかもしれないし…。
それは、誰にも判らないさ。
まあ、結果が全てじゃ、
ないんだからな」
雅美 「うん。………知ってるよ」
父 「そうか」

