審判の笛が鳴る。
審判 「1分前」
港南ベンチ。コーチが立ち上がる
三田 「集合」
全員 「はいっ」
友理も、気力を振り絞り、立ち上がる
三田 「いいか、向うは佐紀の
3点シュートを押さえに来る。
だから、佐紀はボールを受けたら
シュートの構えをして、
出てきたらポストへ入れろ。
そして次のポイントへ動け。
友理、お前はボールをもらったら
攻めろ。
ダメなら、外へ出せ。
佐紀、中からボールが出て来たら
打ってもいいぞ。
あるいはオープンに回せ。
いいか、ディフェンスを、頑張れ
そこから、リズムを掴むんだ。
いいな、攻めろ!。
受けに回ったらダメだぞ」
港北ベンチ、港北コーチが、怒鳴る。
「スクリーンアウトを、サボるな」
港南ベンチ、雅美
「打たれたら、全員、
スクリーン・アウトね」
港北ベンチ、港北コーチが、怒鳴る。
「突っ立って見てるんじゃないぞ」
港南ベンチ、梨沙
「友理、リバウンド、頑張って」
港北ベンチ、港北コーチが、怒鳴る。
「セイフティを、忘れるな」
港南ベンチ、友理
「佐紀、ボールを取られたら、
セイフティ、お願い」
佐紀が、手をパンパン叩きながら
佐紀 「さあ、気合入れて行くよ。
立ち上がり、気をつけて」
雅美 「このまま、付いて行こう」
頼もしそうに見る、三田
三田 「よし、行こう」
5人 「はいっ」
佐紀 「いち、にっ、さん」
5人 「ファィ!」
コートに出て行く5人

