部活~ウチら、バスケ部~中学編


入口から、
作業着の三田が、走って入ってくる

顧問 「コーチぃ。
    やっと、来てくれたよぉ」

顧問はあわてて、
オフィシャル席に走って行く

顧問 「チャージ・タイム、
    チャージ・タイム」



オフィシャルのブザーが鳴る

審判 「チャージ・タイム」

ベンチの端で、三田に、
[コーチ]のプレートを渡す顧問

走って、三田の周りに来る佐紀達

佐紀 「コーチ。
    私達、コーチがいないと……」

三田 「なぜだ。
    コートの上で決断し、
    行動するのは、お前たちだ。
    俺じゃない。

    これは、お前たちの試合だ。

    自分を信じろ、仲間を信じろ。
    5人で闘うんだ。後ろには、
    みんながついてるんだぞ」

うなずく佐紀達の目に、力が戻る

三田 「よし。気合入れて、行くぞ」

5人、手を合わせて、力強く

佐紀 「いち、にっ、さん」

5人 「ファィ!」

コートに出て行く5人

その足取りは、さっきとは全く違っていた。

三田は、ベンチへ行く。