入口から、
作業着の三田が、走って入ってくる
顧問 「コーチぃ。
やっと、来てくれたよぉ」
顧問はあわてて、
オフィシャル席に走って行く
顧問 「チャージ・タイム、
チャージ・タイム」
オフィシャルのブザーが鳴る
審判 「チャージ・タイム」
ベンチの端で、三田に、
[コーチ]のプレートを渡す顧問
走って、三田の周りに来る佐紀達
佐紀 「コーチ。
私達、コーチがいないと……」
三田 「なぜだ。
コートの上で決断し、
行動するのは、お前たちだ。
俺じゃない。
これは、お前たちの試合だ。
自分を信じろ、仲間を信じろ。
5人で闘うんだ。後ろには、
みんながついてるんだぞ」
うなずく佐紀達の目に、力が戻る
三田 「よし。気合入れて、行くぞ」
5人、手を合わせて、力強く
佐紀 「いち、にっ、さん」
5人 「ファィ!」
コートに出て行く5人
その足取りは、さっきとは全く違っていた。
三田は、ベンチへ行く。

