佐紀達が試合をしている。笛が鳴る
審判 「ハーフ・タイム」
港南 28-36 山手
佐紀達が、沈んだ顔で戻ってくる
顧問 「おい、何、やってんだよ。
ここで負けたら、もう…校長に、
どう、言えばいいのやら…」
黙ってベンチに座り、頭を沈める佐紀達
しきりに、あたりを見回す、顧問
顧問 「コーチ、どうしたんだろうな……
コーチがいないと……もう…」
暗い雰囲気の港南ベンチ
首を伸ばして、入口を見る、顧問
オフィシャルのブザーが鳴る
顧問 「よし、頑張って行こう、
なっ、なっ」
沈んだ表情で出て行く、佐紀達。
ベンチも暗い雰囲気
雅美 「佐紀!、声!」
佐紀 「あっ、ゴメン」
あわてて、戻って、5人集まる。
声に力が無い。
佐紀 「いち、にっ、さん」
5人 「ファィ!」
後半が始まる。
ベンチからは、顧問の声だけ
顧問 「ヨッシ。ほらー、守れー」
首を伸ばして、入口を見る、顧問
顧問 「ヨシ、行け、行けー」
腕を振りながら、首を伸ばして、
入口を見る、顧問
顧問 「ほらー、帰れー、帰れー」
首を伸ばして、入口を見る、顧問

