三田が夕紀たちに、何か言おうとする前に
雅美が2人を、サイドへ引っ張って行く
おっ、という顔をする三田
雅美 「いい? パスをする時は、
味方だけを見てちゃ、ダメ。
ちゃんと、ディフェンスも
見てなきゃ。
このパスは、
人に投げるんじゃなくて、
コースに投げるの。
2人が、同じ事を考えた時、
パスが通るんだよ。
パスは気持の受け渡しって、
コーチ、言ってたでしょ。
あんた達、双子なんだから、
何かあるんじゃない?
そのー……、
テレパシーとか、なんとか」
顔を見合し、首を傾げる、亜紀と夕紀
三田 「よし、交代」
再び、亜紀と夕紀が攻撃。
佐紀と雅美が、ディフェンス
今度は、パスが次々とつながる。
翻弄される、佐紀と雅美。
長い笛が鳴る
三田 「よーし、20秒。いいぞ」
「交代」
サイドで、雅美が、膝に手をつき、
ハアハア言っている
雅美 「さすが、双子。
教えるんじゃなかった」

