部活~ウチら、バスケ部~中学編


佐紀の家、夜。
2階の1部屋に、電気が点いている

佐紀はベッドに、ドンと寝転び、
顧問に渡された
「楽しいミニバス」を開いてみた。

しばらく読み進めた後、起き上がって、
机の前に座り、ノートを出す。

そして、本を見ては、時々、ノートに、
練習メニューを書き写していった。

突然、頭を抱え、つぶやく佐紀。

   「何すれば、いいんだろう。
    キャプテンなんか、無理だよ。
    ああーー、もうー」

佐紀は、頭をかきむしる。

気を取り直して、また、本を読み始める。

   「ああぁぁぁーー」

頭をかきむしる佐紀。

読んでは、頭をかきむしる作業は
夜遅くまで、続いた。