早朝の体育館。
佐紀と梨沙が、笑顔で話しながら、
体育館に入って行く
体育館の扉を開けると、
ジャージ姿の雅美が立っていた
雅美が走って来て、佐紀の両腕をつかむ。
梨沙 「あっ、雅美。
風邪、大丈夫なの?」
雅美 「風邪?」
佐紀に向かって
雅美 「佐紀、ごめん、私やっぱり、
バスケットやりたい。
辞めるって言ったけど、
もう一度やりたい。
佐紀たちと一緒に、
バスケットやりたいの。
お願い」
佐紀の腕を取り、すがる様に頼む雅美
梨沙 「辞めるって?…、
あーぁ、そう言うこと。
大丈夫だよ。雅美、熱で休むって、
佐紀がコーチに言ってあるから」
雅美 「そう…。ありがとう、佐紀」
佐紀 「雅美が、バスケット、
辞められる訳、ないでしょ」
梨沙 「佐紀は、優しいねえ。
私なら絶対、一言、言うけどね」
佐紀は、照れくさそうに
佐紀 「じゃあ、着替えてくるから。
シュート練習、しよっ」
雅美 「うん」
うれしそうにドリブルして行って、
シュートする雅美

