シスター達が眠っている部屋に来た。赤ん坊の泣き声がする。 シスターの1人が赤ん坊をあやしていた。 「ほら、大丈夫よ、サーシャ。お腹が空いたの?ん?」 サーシャ? この子もサーシャというの? どちらにしてもこの姿は透けていて何も出来ない。抜け殻は役に立たない。 ならば、この子に取り憑くか――――。