まだまだ私は4番目。

「翔は…私のことは4番目に大事って言ってました。」

「4番目?」

「はい。1番目が勉強で、2番目がお金、3番目が翔自身で、4番目が私。」

そこから私は詳しく達哉さんに話した。

そのことでケンカしたこと。私が変な男についていった時に助けてくれたこと。
そして、4番目の意味…。

話してると、だんだん泣きたくなってきた。

翔は私のこと、想ってくれてるじゃない。
なのに…何でこうなっちゃったんだろう。