ーー次の日

「ハルちゃんおはよう!」

「うんおはよう。」

今日も変わらない杏との会話。一つ違うのはあたしの中にモヤモヤした感情があるってこと。う〜ん…やっぱ性に合わないなぁ…よしっやっぱ聞いてみよっ!

「あのさ…杏…?何だっけ、そう、三崎翔だっけ?あいつと杏、ぶっちゃけどういう関係?」

「へ?」

ああ杏が困ってる。聞いてしまった。まっいいか!悩んでるのは性に合わないしね♪

「どういう関係って…友達だよ。ただの…っほら昨日翔くんもそう言ってたじゃん!」

「そうだけどさ…まぁいいや。でどこで知り合ったの??」

「メグの紹介だよ。」

はぁ〜…やっぱアイツかぁ…メグというのはあたしや杏と同じ南中バレー部3年のヤツだ。

「ああ‥メグならやりそうだね‥でも杏は三崎翔が好きなんでしょ?」

「ぇえっ!!あのっえっと…」

杏、可愛いなぁ耳まで真っ赤。茹でダコみたい。

「な‥何でわかったのぉ?」

「バーカ。何年一緒に居ると思ってんの。」

「ハルちゃん、応援してくれる?」

「あったりまえじゃん!頑張ってよ杏!!」