「旦那さま…そろそろお時間が…」 博和の執事が出発を仰ぐ 「ああ…いま行く。いいな?由乃マンションも決まっているから、入学式までに引っ越しなさい」 とだけ言って行ってしまった 二人だけになると由乃は 「いつから?」 「………昔ですよ?」 由乃はいまいち納得が出来なかったが、博和の言うことは絶対だ