「由乃さまからどうぞ…」 紅茶を置いて光の目を見る 「…あのね?…あの時……よく覚えてないんだけど…」 「………火事が」 「火事?」 「…はい、火事がありました、そこであなたを助け出したのが…兄さんです…」 「そっか……でもなんで私はそこにいたんだろ?」