「まぁ、元トップだったけど」 里斗はちょろちょろとコップにミネラルウォーターを注ぐ。 「元?」 「…まぁ、いろいろあるんだよ」 前、創也は軽蔑するような目で本田さんを見てた…。何か問題でも起こしたのかな。 「…くそっ」 里斗は沙羅に聞こえないようにその言葉を吐きだした。 里斗はコップを持ってソファーに座った。そして、なぜか2錠の薬を水の中に入れた。 「…」 沙羅はそのコップをただ見つめていた。 里斗の表情は怒りが見え隠れしている。 水を勢いよく飲みだした、が。