「好きな人の変わりでもいいんです!社長と一緒にいたいんです…」 「宮根…」 体が酒のせいでほてる。意識さえも遠のく。 創也は宮根の唇に自分の唇を重ねた。 “秋山さん、好き…” “創也、愛してるから…” “ずっと一緒にいたいな” 「…」 ここにいるのは沙羅じゃない。違う。 俺の愛する人は誰だ? 「社長…?」 軽く宮根を引き離した。 「ごめん。俺にはあの人しかいない。宮根の気持ちには答えられない」 沙羅だ。 酔いが覚めた。 …俺は沙羅が好きなんだ。