僕の甘甘な想い〜ベッドの上でキミを抱きしめたかった

次は、遊園地の目玉ジェットコースター乗り場へと向かったのだ。



ジェットコースターは、人気だからか、たくさん並んでいる。



「え?」



私は、思わず目を丸くする。ジェットコースター乗り場には、お兄ちゃんと一馬さんが居たのだ。



なんであの二人が?


楽しそうな雰囲気ではなかったけど、私には、少しだけ楽しそうに見えてしまった。
遊園地マジックのせいかもしれないけど……



遊園地とか楽しそうな場所は、何かと楽しそうな雰囲気に私は見えるのだ。
楽しそうな雰囲気ではなくても……



そう言うのを、密かに遊園地マジックと私はよんでいる。場所が、デパートだったらデパートマジック?みたいに。



「冬磨くん……メリーゴーランドに行かない?」