なんだろう?
何が起きるんだろう?
こんなとこじゃ・・・
そんなこと・・・
あるわけないし・・・
と変な想像してた
そんな私の目の前
「はい、俺の特製おにぎり。」
どーん!
出されたのはおにぎりで・・・
「お、大きいよこれ。」
普通のおにぎりの2倍はある。
具材いっぱい入れたのかな?
最初のころの私の作ったおにぎりを思い出した。
えび天とか鳥からとか入れて握るの大変だった。
「食べて食べて。」
「う、うん・・・だけど・・」
何で急に?
どうして今俊太の作ったおにぎり食べなきゃならないわけ?
これから夕食だし・・・
でも・・・せっかく俊太が作ってくれたんだし・・・
大きなおにぎり
両手で持って
しみじみとそれを眺めて
パクリ!

