らぶ米でぃ!


「何よぉ!もう放っといてよ!」


俊太の腕を振り払うと

今度は


「いいから聞いて。」

私を抱きしめて俊太が言った。



「俺ね・・・

コメコのことすっごく好き。」


今さら何?


「だからマズイの。」


マズイって?


「こうしてるだけでもいいはずなのに


一緒にいれるだけで最高に幸せなのに


もっともっとって

なっちゃうんだよ・・・」


『もっと』・・・・って

考えて

俊太の腕の中でたぶん真っ赤になった私。


「だからダメなんだ。」


なんで?もっともっとでいいじゃないの?



顔を少し上げて俊太を見上げ

「ダメじゃない・・よ?」

言った。


それは私も望んでいたことなのだし・・・



「うん、だけどだからなおさらダメなんだ。」


俊太の言うこと理解できない


「俺のコメコへの思いってこんなちっさいころからどんどん膨らんで

今じゃもう普通じゃないんだよね。


昔、隠してた分なおさら

俺ね・・・

抑制効かないんじゃないか

って


不安なんだ


分かるコメコ?」



「う・・うん。」



何だか

思いもしなかった


理由に・・・