「急に飛び出して行ったら心配するだろ?
八十八兄ちゃんの友だちが連絡くれたんだ。」
今回も八十八の友だち・・・か
いったいどこに潜んでるんだか?
「じゃ、帰ろっか?」
唐突
うららがそう言って
「話があるんならうちで聞くから。」
俊太の方に挑戦的な顔
「うち・・・って?寮に帰るんじゃなかったの?」
「ああ、今日は外泊届けだしてあるから。」
「じゃあ、自宅?」
「いや、正確には兄貴んち。
ここで騒ぐとマズいから。」
うららが言う
が早いか
「じゃ、うららまた今度ね?」
「お兄様によろしくね。」
何だかサッサと追い出され
私たち
「何でお前んちに行かなきゃならないわけ?」
うららのお兄さんのうちに向う
けど
どうしてそこに向かっているのか腑に落ちない俊太
私もそうなんだけど
競争するように歩いてく二人の歩幅に合わせるのに必死で
何も言えない状態。。。。

