「俊太くんの気持ちを量りかねてる?」
弥生さんが言うと
「え~、俊太くんは、舞子先輩のこと大好きですよ。」
ゆいちゃんは、何で私がそんな心配とかしてるんだか分からない様子。
そうしてふと思い出したように
「あ、そう言えば今度の週末ですけど、あおいお姉ちゃんと八十八さんってサークルの旅行で留守のはずですよ?」
突然のゆいちゃんからの情報
「それ!舞子ちゃんチャンスじゃない?」
弥生さんがフォークを片手に立ち上がり
「もう強行突破!やるしかない!舞子ちゃんが押し倒しちゃえ!」
「え~、弥生先輩それ下品ですぅ。」
言いながらもゆいちゃんちょっとイタズラっぽい顔して私を見て
「チャンスですよ。」
だって。
「うん!がんばる!」
言ってみて
最後に赤くなった私
何をどうがんばるんだか・・・
そうして気合十分の私は
それから数時間後に・・・

