らぶ米でぃ!

それから数秒の沈黙の後---


「バカ俊太。」

と八十八が呟き


私を見て

「舞子は?俊太でいいのか?」


呆れ顔で聞かれても・・・


「やっぱり俊太って私より八十八が好きなんじゃないのかなぁ?」


「俺は、男に興味は無いぞ。」


眉間にシワをよせドアを開けるのを躊躇う八十八



「そこ開けたら俊太に抱きつかれるかもね?」


笑うしかない感じ?



それから八十八がドア


開けようとした


瞬間


「コメコは、俺のだ!


八十八兄ちゃんになんか渡さないぞ!」



すごい剣幕の俊太の声

とともに


私の部屋のドアが


思いっきり

蹴破られて・・・




ドアと一緒


吹っ飛ぶ


八十八!?