「実はね、弥生さんちがね・・・」
俊太に今日のできごとを話して聞かせた。
すると
「葬儀屋って弥生さんちだったんだ。」
と俊太
「うん。私みたく、みんなに隠してたみたい。」
「ふう~ん・・・隠す必要なんか無いのに。」
普通にそう言う俊太。
「でも、葬儀屋だもん・・」
思わず私が言うと
「無いと困る職業だよね?」
って俊太
確かにそうだ・・・と思ってると
後ろから声―――
「今の俺たちには、あんまり関係無いっぽいけど
人間ってさあ、どっちみちそっちの方に向かってる訳だし
大半は、お世話になるときが来るんだから
舞子だって俊太より長生きしそうだからそのときは、舞子が喪主で世話になるってもんだろ?」
って・・・
「八十八!」
私と俊太の話を聞いてた八十八
「縁起でもないこと言わないで!」
八十八にくってかかると
「コメコならきっと長寿だよね?」
笑う俊太
「ちょっと!俊太まで何よ!」
怒って立ち上がると
「でもさあ、八十八兄ちゃん
俺は、コメコと一緒に長生きするから。」
って俊太
八十八に向かって振り上げた私の拳を掴んで
引き寄せ
その手に
チュッ
てした。

