国立大学行ってる八十八。
じゃあ?
将来は?
うち・・・米屋『玄舞』を継ぐのって?
やっぱ私なの?
俊太と結婚して・・って?
「どーゆうこと?」
「どうって?」
「だから、『玄舞』の将来って・・・」
「ああ、舞子と俊太で決まりだろう?」
「八十八は?八十八は、長男でしょ!?」
「俊太が継いでくれるって言ってるんだからさあ。」
いや・・そーゆう問題じゃない
「私、まだ16だよ?」
こんなに早く将来を決められたくないよ!
「何言ってんだ?
俊太ちゃんなんかもう三歳の時から父さんと約束してたんだからな?
なー俊太ちゃん。」
「ちょっ・・・三歳?」
三歳って保育所の時に?
「うん。保育所で一目ボレして
で
おじさんに『舞子ちゃんを下さい』って言ったんだ。」
はい?『舞子ちゃんを下さい』だと?
「そうそう、俊太ちゃん可愛かったな~。
おじさんもつい『いいぞ。うちの店継いでくれたらな』とか約束したんだよな~。」
おい!『約束したんだよな~』って
そんな軽い約束ってある?
つか・・・
本人の知らぬ間に・・・
「勝手に約束するな~~~~~っ!」

