その人は
俊太
じゃなくって
ミナト先輩で
「舞子ちゃんどうしたの?」
自分のシャツを掴んでる私にビックリしてるミナト先輩
慌ててシャツを放し
「えっと・・友だちとはぐれちゃって・・・」
俊太は・・今のとこ友だち・・・だよね?
「そうなんだ。ビックリしたよ。
まさか舞子ちゃんに会うなんてさあ、オレも友だちとはぐれたんだ。
でも、舞子ちゃんの浴衣姿見れてラッキー。可愛いね、似合ってるよ。」
「そ・・そんな・・えっと
ありがとうございます。」
メチャメチャ嬉しいんですけど!
「すごい偶然だよね?ってか運命?」
おまけにそんなことまで言われた日には・・・
どうしたらいいか分かりません!
「はぐれた者同士で花火見よっか?」
そう言ってミナト先輩は
「あっ・・」
すごく自然に私の手を握って
「手ェつないでよ。その方がはぐれる心配ないし。」
って
ニッコリ
意味あるんだか
無いんだか
でも
私の方は、もう心臓ドキドキで
全身が心臓になちゃったみたい!

