「バカ野郎!テメェらまでシールズみたいになっちまっちゃ困るんだよ。アイツをあんな目に遭わせちまったのは俺のせいだ…だから落とし前をつけに行くんだ!。」 「ジーク!」 二人の声が重なり、暗い空に消えていく。 心配するな…大丈夫だ。 俺は、ファレルから邪眼を切り離し必ず奴を連れて魔都へ戻る。 その方が、譬えその後どんな処遇を受けようと奴も騎士の誇りと体面を保てるだろう。 ファレルがまだ人間の感情を持っているのなら…きっとそう望むはずだ…いや、むしろ望んで欲しい。 俺はそう願った。