(あそこへ行けば奴も…だと?何を馬鹿な事を。淡い期待など抱いてどうするというのだ。期待など抱くだけ無駄というもの…裏切られた時の傷が深まるだけだ。) 彼は、イライラと艶のない金髪を掻き毟った。 ゴォォォォ 彼の不安定な感情に呼応するかの様に、つむじ風は勢いを増し魔都の郊外を目指した。