私、本当に好きだったよ。



私は先生と別れて、トイレに向かった。




悲しい涙じゃない。

嬉しい涙が溢れた。




先生は私との出会いを『運命』だと言ってくれた。私もずっとそう思っていた。



こんなに好きになるなんて、絶対運命だって。




先生の心の中に私という生徒はずっと残る。



大満足。



卒業してから2年も引きずったけど、後悔はない。



先生と2人で話せた。


先生が私の為に時間を作ってくれた。



先生、ありがとう。


そして・・・

矢沢さん、ありがとう。