「うっ」 シルキスは目をそらす。 「ほう、ほう、ふたりでないと着られない?」 「その件は、また後で……」 シルキスは、逃げる。 「そういう服をくれるときは、何だったかな?」 魔王さまは、追う。 「それは静かな場所で」 「今、聞きたいぞ」 逃げる、シルキス。 追う、魔王さま。 エルフ達は、皆、笑顔でふたりを見送った。