〜♪ 「はぁい もしもし−」 まだ少し寝ぼけた声で 電話にでる 「あいり 海いかなぁい?」 「ん−うみぃ?」 「夏だし−−−」 「え− ねむいし−ー」 「…でももう むかえにきちゃった」 「……は?」 「下みてみ?」 私は窓から あわてて顔を出す 家の前には 優が上を 見上げて立っていた