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『ひぃちゃん、今日みんなで遊ぶけど一緒に行かない?』

『うん♪』

『お弁当一緒に食べよう♪』

『うん♪』

夕陽は新しくできたクラスの友達に誘われるようになっていた。


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そんな日々が続く、今日は夕陽は杏と2人で中庭にてお弁当

『なんか2人でお弁当食べるの初めてじゃない?』

と杏。

『そうかも?!なんか新しくできた友達と毎日ワイワイだもんね?』

『それに、ひぃちゃん男の子に囲まれてるしねぇ♪』

ニヤニヤと杏は楽しそう。

『もうっあんちゃんって本当に好きだよね?そういう話。あんちゃん、けんちゃん元気?』

少し慌てながら夕陽は言った。

『元気元気♪相変わらずよん』


「当たり前」と言うあんちゃん羨ましいなぁ


『いいなぁ♪』

思わず出たセリフに

『「いいなぁ♪」じゃないよ、ひぃはどうなの?最近。戸塚や神崎は?はたまたクラスの男の子?』

と杏は質問。

『別に何にもないしっ!!大斗とは最近お昼に少し会うくらいだし…』

『相変わらずお弁当作ってるんだねぇ?ぶっちゃけどうなってるのよ?君たちは♪??聞かせなよ♪ひぃの男の子話♪』


あんちゃま…活き活きしてますね…?!


『あんちゃんって本当にサバサバしてるよね?なんだか躊躇わないでいいよ』

『今さらぁ〜??』

クスクス笑いながら夕陽は話し出した。

『実はね…ホワイトディに雅くんに告白されてたの…』

『やっぱり!!』

『知ってたの?!』

『見てればわかるって♪』


そっかぁ…


『断ったんでしょ?じゃぁ神崎は?』


畳み掛けるように瞳をキラキラさせて聞いてくる。

キス…の事、あんちゃんに言ってるんだった






『…咲さんがN.Y行ってから…。大斗の事…よくわかんないんだ…』