佳奈は一通り着替えやメークが終わると総務に連絡し、迎えの車が来るのを待っていた。 玄関に場違いなブルーのドレスを着ている佳奈は注目の的だった。 唯一社長が隣にいるせいで好奇な目からは何とか逃れることが出来た・・・と思う。 「いやーわしは花咲君、君を今日のパーティーの相手に選んでよかったよ。すごく華やかでいいよ」 そういって社長は満面な笑みを見せた。 なんとなく気恥ずかしい佳奈は小さい声で《ありがとうございます》とだけ言った。