「ごめん・・・起こしちゃったね」 「・・・・俺、どれくらい寝てた?」 「30分ちょっとかな」 「そっか・・・・大分すっきりしたな」 「夏樹、さっきね・・・・・・」 「ん?」 「あのね、さっき・・・夏樹が寝ているときまたチャイムが鳴ってね・・・・それで私・・・・モニター確認したの。そしたら・・・・・」 夏樹はなんとなく言い難そうにしている佳奈を不思議そうに見つめた。